スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--年--月--日 スポンサー広告 トラックバック:- コメント:-

沖縄の若者たちがFCCユニオンに加入しました。

またもだましたな! フルキャスト!!
沖縄の若者たちがFCCユニオンに加入しました。

20070511193632.jpg
(写真:フルキャスト本社にて)

●自動車シート工場で派遣労働
 5月9日、フルキャストセントラルユニオン(FCCユニオン)に新たな仲間が加入。フルキャストセントラル本社に通告に出かけました。

 新たに加入したのは、上江洌黄陽さん(22、写真中央)、奥原裕二さん(22、写真右)、外間裕太郎さん(22、写真左)の3人。沖縄の高校の同級生で、今年2月からフルキャストセントラルの派遣社員として「本土」にやって来ました。

 3人が働いたのは、自動車用シートのトップメーカー、タチエスの武蔵工場(埼玉県入間市)。日勤と夜勤を1週間交替でくりかえし、一生懸命シートづくりの作業を行いました。

●「6カ月」の約束なのに「2カ月」でしごとを打ち切り
 しかし、3月末、「事件」がおきました。「6カ月間働ける」という約束だったのに、2カ月足らずで仕事が打ち切りになってしまったのです。

 3人は沖縄で、それぞれの事情から、「6カ月働ける」仕事をさがしていました。求人誌で見たフルキャストセントラルなら信用できる会社だろうと考えた3人は、那覇市にある同社営業所で面接を受け、「3カ月契約を更新して合計6カ月働ける」という契約を交わして、はるばるタチエスまでやって来たのでした。

 東京に来てフルキャストセントラルの羽村営業所に着いた瞬間から、「話がちがう」、「何か変だ」の連続でした。

 最初の疑問は「契約期間」。すでに沖縄で「3カ月更新で合計6カ月」の契約書を作成したのに、羽村で改めて契約書を書くよう求められました。内容を見ると、契約期間は「3月末までの2カ月」に変わっています。おかしいというと、「大丈夫です。4月以降も更新できるから6カ月働けます」と担当者は保障しました。まさか大きな会社が人をだますなどとは思いもしなかったので、どこかおかしいいなと思いながらも、その言葉を信用して3人は契約にサインしました。

●社会保険も雇用保険も「いまは必要ないです」
 また、3人は社会保険労働保険に加入するつもりで必要書類を持参してきたのに、担当者は「いまは必要ないです」といって、加入手続をしませんでした。就労前の健康診断も、「今回は大丈夫です」といって、受けさせませんでした。

 「いま考えると、最初から仕事は3月末までしかなかったんだと思う」と上江洌さんは振り返ります。

 「そのとおり。ぼくらより前から働いていた職場の人が、いまは繁忙期で日勤と夜勤があるが、4月になると忙しい時期が終わって日勤だけになる。そう話していた」と奥原さんが補足しました。

 「フルキャストセントラルは、ともかく3月末までの人手不足の穴埋めがほしかっただけなんだ。2カ月なんかじゃ誰も来ないから、3月末で仕事がなくなるのを知りながら、6カ月働けるといってだましたんだ」と、3人は怒りをかくしません。

●TBSの番組を見て、「これだ! ユニオンがある!」
 その後、3人は沖縄にいる家族の力も借りて営業所に「約束通りしごとを保障してほしい」と要求。営業所は「次の仕事が見つかるまでの休業補償」と称して、当面のあいだ基本給の60%を支払うと回答しましたが、いつまで待ってもいっこうに仕事を見つけてきません。

 「若いからバカにしてるんだよ。そのうちしっぽを巻いて沖縄に帰る、ぐらいにしか思ってない」

 そんなかれらが5月1日、たまたまテレビをみていたら、フルキャストの誇大広告問題にとりくむガテン系連帯の活動をとりあげた番組が放送されていました。沖縄の家族も同じ番組を見ていて、すぐさま「ガテン系連帯」にメールを打ちました。


●「これ以上、沖縄を餌食にはさせない」
 連絡を受けた「ガテン系連帯」はすぐさま上江洌さんたちと連絡を取ります。そして、話し合う中で3人は、自分たちの「事件」が、たまたま偶然起きた特別なものではないこと、フルキャストセントラルは外にもあれこれの手口で派遣社員をだまし続けてきた事件をいくつもおこしていること、しかも、うそがばれても謝罪もしない体質の会社であることを知りました。

 こうして、自分たちの問題を解決するために、そして、同じような若者をこれ以上沖縄から出さないために、3人はユニオンに加入してたたかう決意を固めました。

 上江洌さんたち3人はこう決意を語っています。「こんなやり方が通用するなら、沖縄は派遣会社の餌食のままだ。徹底してやらなきゃだめだ」

●申し入れにはフルキャスト本社役員が初めて同席
 5月9日午後3時半過ぎ、FCCユニオンの小谷委員長を先頭に、上江洌さん、奥原さん、外間さんの3人は緊張の面もちでフルキャスト本社を訪れました。

 FCCユニオンが訪れるたびに、居留守を使ったり、受付での立ち話で済ませようとして会議室を用意しなかったり、抗議されるとお門違いなことに警察を呼んでみたり。フルキャストセントラルと親会社フルキャストは、まったくもって派遣社員をバカにしきった不誠実な対応をくりかえしてきました。(警察からは、「きちんと話し合って下さいよ」と指導される始末)

 今回も受付にはフルキャストセントラルの役員ら2人が待ちかまえていて、「ここで説明を聞きます」。それを監視するかのように、フルキャスト本社の男性職員6~7人。よほどフルキャストグループはヒマらしい。

 しかし、FCCユニオン役員の毅然とした抗議の末に、フルキャストセントラルはようやく会議室を準備しました。

 そして、申し入れには、フルキャストセントラル取締役になったばかりの釣井営業部長、真鍋人事部長のほか、フルキャスト本社から北川グループ戦略部長が出席。40分近い申し入れを受けて、「よく調査して、早急に団交日程をご連絡します」と返事しました。

●「やっぱり、団結するとちがうんだな」
 申し入れを終えた3人は、「やってみてお良かった」、「やっぱり、団結するとちがうんだと思った」と語っています。

 翌日10日には、「17または18日に団体交渉を行いたい」とフルキャストセントラルから回答が来ました。いよいよ本格的なたたかいがスタートします。
スポンサーサイト

2007年05月11日 沖縄 トラックバック:0 コメント:6

「いちゃりばちょーでー」。
一回あったら兄弟だ、という意味の沖縄の言葉。
はじめて彼らが僕らに教えてくれました。

なんとも気持ちのいい言葉だと思います。
そのときは、この言葉のとおりに、意気投合し、また飯を食ったりして、楽しい時も過ごしました。

こういう出会いもフルキャストなしにはありえなかったわけで、フルキャストには感謝するばかりです!

2007年05月11日 wada, ikeda URL 編集

沖縄の三人の方々、ユニオンへの参加、心より歓迎します。

私が前に働いていた、九州の大分の現場にも、沖縄の方が沢山おられました。それだけ地元に仕事が無い。そして派遣会社にとって、都合の良い人材供給基地になってる事を知りました。
貴方達の他にも、地元に仕事が無い事を餌に、酷い扱いを受けてる若者が沢山います。しかし、多くの若者が問題意識さえ持ってません。

仕方がない、辞めるから関係ないなど、労働問題に関心を持ちません。そんな状況が、新たな若年ホームレスを産み出してるのも事実です。その無知や無関心、窮地に派遣会社が漬け込んで、フルキャストみたいな会社が嘘を並べ、巧みに雇い、使い捨てにしてるのです。

貴方達三人がそんな状況に、風穴を開ける若者の先駆者になる事を期待してます。
ガテン系連帯のメンバーの多くが、私を含めた30代~40代が占めています。その中で、貴方達の存在は非常に貴重であり、沖縄が抱える多くの問題を、解決に導く先駆者になるような気がしてなりません。

「なんくるないさー」沖縄の方言で、何とかなるさ!!って意味ですが、貴方達みたいな若者が、もっと問題意識を持ち、声をあげれば労働問題も、この言葉の通りになると思います。

是非一緒に頑張っていきましょう。近いうちにお会い出来る事を楽しみにしてます。泡盛で乾杯したいですね。長文でまとまりがない文章になりましたが、歓迎の挨拶に代えさせて頂きます。

2007年05月12日 日総派遣 URL 編集

私は、タチエス(当時は本社が昭島市に有り、立川スプリングといっていました)で、1972年に、不当に隔離配転(別棟配転)され、その後1978年に当時の賃金体系に男女差別賃金があったのを労基署に告発しましたが、報復的に解雇され、その後配転裁判とともに解雇裁判を1986年最高裁まで闘った者です(両方とも敗訴したためその時点で闘争を終結しましたが)。レーバーネットで「だましたな!フルキャスト~沖縄の若者立ち上がる」という記事を読んで、タチエスで争議が発生したことを知り投稿するしだいです。
自動車産業は非常に労働条件その他が劣悪で、タチエスでも例外では有りません。(少なくとも25年ほど前は超劣悪でした。)ぜひフルキャストセントラルとともにタチエスとも闘って労働者の権利を守ってください。また、自動車産業で闘う労働者が集う自動車産別というものが有りますので、連絡を取ってみてはどうでしょうか。

2007年05月14日 山田 輝生 URL 編集

山田さん、
コメントありがとうございます。
産別のみなさんには、お世話になっております。
これからもアドバイスよろしくお願いいたします。

2007年05月15日 wada, ikeda URL 編集

本土の人間はどれだけ面倒事を沖縄に押し付けたら気が済むのだろう…。
基地問題、雇用問題。
日本が今あるのはひとえに沖縄のおかげだと言っても過言ではないと思う。
みんなもっと沖縄を大事にしようよ。

とにかく沖縄の若者を食い物にしようとしている悪徳派遣会社には正義の鉄槌を下してやれ!

2007年05月17日 零時迷子 URL 編集

大変勇気付けられました。「これ以上、沖縄を餌食にはさせない」。私も若者の一人として沖縄の若者たちと連帯していきたいと思いました。

2007年05月17日 サイコロ URL 編集












管理者にだけ公開する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。