スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--年--月--日 スポンサー広告 トラックバック:- コメント:-

「もうひとつの労政審」開催しました

 一昨日、ガテン系連帯も参加する「派遣法の抜本改正をめざす共同行動」主催の院内集会「もうひとつの労政審」が開催されました。
 派遣切りや派遣村のような実態を踏まえず、派遣法改正の議論が全く進まない厚生労働省の労働政策審議会(労政審)に対抗する形で開かれたのが「もうひとつの労政審」です。

 会場となった議員会館会議室には、120名が参加しました。
 専門有識者からは毛塚勝利さん(中央大学法学教授)と、田端博邦さん(元東大社研究・仏労働法)とが、派遣の現場からは日産自動車の事務派遣で働いていた首都圏青年ユニオンの女性と、日野自動車ユニオンのメンバーとが発言しました。

20091201.jpg


 有識者からは「派遣法改正をすべきではない」という労政審での論点についてつぶさな反論がなされました。

 毛塚さんは「派遣の目的をテンポラリー(一時的臨時的)にするなら期間制限が必要だし、妥協して雇用の調整弁とするなら量的規制やリスクを負うのだから賃金を高く設定すべき」と派遣の目的の曖昧さを指摘しました。また登録型派遣については雇い主の責任明確化のためにすべき、そのうえでアドホック(一時的)なものをパーマネント(恒常的)なものにするために教育訓練が不可欠と話しました。

 田端さんは、「製造派遣を禁止している国はない」という労政審使用者代表委員の発言に対して、「ヨーロッパでは厳しい納期もなく、企業の関係も違う、派遣の割合は日本のように高くない。だから派遣村のようなことはヨーロッパでは起きていない」「日本では派遣切りが起きた、これをどうするかだ」と話し、高い割合で派遣社員が受け入れられている製造業の派遣禁止も含め現状に即した対応をすべきと話しました。
(有識者発言の詳細は別途まとめる予定です)

 日産自動車の元派遣社員は、「4年以上働いてやっと仕事ができるようになったのに、正社員にはさせないといわれてショックだった、専門業務の事務機器操作で働かされたが専門業務はエセがほとんど、派遣会社が私にしてくれたのはピンハネだけ」とはなしました。

 日野自動車ユニオンは「スキルが磨かれるから派遣でよい」という労政審の発言に対して「派遣は毎日毎日同じ作業をさせられ、全くスキルがつけられない、派遣は機械の部品という考えが当たり前になっている」と声を大きくしました。

 国会議員からは、工藤 仁美 衆議院議員(民主党)、近藤 正道 参議院議員(社民党)、小池 晃 参議院議員(共産党)がそれぞれ発言していただきました。また、時間の関係でご発言いただけませんでしたが、紙 智子 衆議院議員(共産党)、服部 良一 衆議院議員(社民党)が会場まできてくださいました。ありがとうございました。

 今後、私たちは派遣法の抜本改正をめざしてさらに行動を重ねていきます。
 みなさまのご支援ご協力をよろしくお願いします。



注)「連立政権樹立にあたっての政策合意」
6.雇用対策の強化―労働者派遣法の抜本改正―
○ 「日雇い派遣」「スポット派遣」の禁止のみならず、「登録型派遣」は原則禁止して安定した雇用とする。製造業派遣も原則的に禁止する。違法派遣の場合の「直接雇用みなし制度」の創設、マージン率の情報公開など、「派遣業法」から「派遣労働者保護法」にあらためる。
スポンサーサイト

2009年12月03日 派遣法改正 トラックバック:0 コメント:0












管理者にだけ公開する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。