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日野自動車への労働組合結成通知及び団体交渉申入

(以下、日研ユニオンも合同で行いました)
こちらも後ほどフルキャストセントラルユニオンHPに掲載予定です。

 拝啓 貴社ご清栄の段お慶び申し上げます。
 当組合が10月27日、労働組合日研総業ユニオン(略称、日研総業ユニオン)を結成して団体交渉を申し入れたところ、貴社は速やかにこれに応じて下さいました。貴社の誠実な対応に改めて感謝申し上げます。
 ところで今般、私たちは株式会社フルキャストセントラルの派遣労働者多数によって、労働組合フルキャストセントラルユニオン(略称、フルキャストセントラルユニオン)を結成しました。同時に、フルキャストセントラルユニオンの下部組織として、フルキャストセントラルユニオン日野自動車分会も結成しましたので、ここにご通知致します。

1.フルキャストセントラルユニオンの結成動機は、日研総業ユニオンのそれとほぼ同じです。
  貴社が日研総業やフルキャストセントラルなど派遣会社14社と出向契約を交わしていたことが、職業安定法に違反する労働者供給事業だとして労働局から是正指導を受けた、いわゆる「偽装出向」問題にあります。フルキャストセントラルの派遣労働者も、現在までのところ、貴社からもフルキャストセントラルからも事実関係について何ら説明も釈明も受けておらず、強い憤りを感じています。
  フルキャストセントラルユニオンの派遣労働者にも、団体交渉おいて直接貴社から事実関係を説明し、疑問に答えてほしいと考えています。

2.また、この偽装出向問題に関しては、先月14日の団体交渉で貴社から「真正な出向だったと考えており、不利益はなかったはず」との趣旨の説明を受けていますが、その後調査を重ねて貴社の回答を吟味すればするほど、「真正な出向だった」との貴社の説明は実態を裏切っており、派遣社員の疑問は募るばかりです。団体交渉では私たちの数々の疑問に改めて答えて下さい。
  また、私たちは、貴社がこの際、「偽装出向」とされた期間を含めて派遣期間がすでに1年超の派遣労働者のうち、希望者を直接雇用する決断を下して問題解決を図ることを強く要求します。同時に、希望する派遣労働者を直接雇用する制度を整備するよう申し入れますので、速やかに検討を開始して下さい。

3.さらに、貴社は先の団体交渉で、「期間工と派遣労働者の時間当たり人件費コストは同じ水準」と説明されましたが、調査・分析してみると、これは明らかに事実に反した説明と言わざるをえません。
  別紙添付資料に示した通り、直接雇用の期間工でなく派遣労働者を使うことによって、貴社は少なくとも①募集コスト、②法定福利厚生費(使用者負担の社会労働保険料等)、③寮の維持管理費用を節約できるようになります。その反面、本来は貴社が負担すべきそれらコストは派遣労働者の人件費から差し引かれる構造になっています。
  つまり、表面的な人件費コストは同額水準であるかのようにみえても、貴社が節約した労務費コストは派遣労働者にツケ回されることになっているので、貴社の製造ラインで同じ労働に携わっている期間工と派遣労働者の年収格差が100万円にも及んでいるのです。派遣労働者の雇用不安と生活の困窮は貴社の労務管理政策から生まれていると理解するのが自然といわねばなりません。
  派遣労働者の労働条件改善を派遣会社任せにすべきではありません。この実態と構造をふまえて、貴社が主導して派遣会社と協議し、作業着類の無償貸与や寮費や光熱費などの減免といった実現可能な措置から着手して、派遣労働者の段階的な労働条件改善に責任を負って下さるよう要求します。

4.以上の点を主な議題として、私たちは別紙要求事項を交渉事項とする団体交渉を申し入れますので、貴社が速やかに交渉に応じて下さるようお願い致します。
  なお、今回の団体交渉は、日研総業ユニオンとフルキャストセントラルユニオンが同席して行いたいと考えていますので、よろしくお願い致します。


要 求 事 項
1.朝日新聞(06/10/06)が報道した、「偽装出向」で東京労働局から是正指導を受けた 件について、フルキャストセントラルの派遣社員は日野自動車から全く経過説明を受け ていません。日野自動車の社員の人と一緒に毎日がんばって日野自動車のトラックをつ くってきたのに、私たちをだまして利用していたことになる訳で許せません。
  なぜ、そんな法律違反を犯したのか、フルキャストセントラルの派遣社員を工場別に集めて、納得のいく説明をして下さい。そして、私たちをだまして利用したことについて謝罪して下さい。
 また、偽装した出向契約や、偽装期間中に私たちに適用されていたはずの就業規則、現在フルキャストセントラルと交わしている派遣契約を見せて下さい。

2.「偽装出向」の期間中、日野自動車はフルキャストセントラルに対し、どんな名目で1人1時間当たりいくら支払っていたのか説明して下さい。
  日野自動車がフルキャストセントラルに対し、「出向者に対する賃金」を支払っていたのなら、いかなる名目であれ、フルキャストセントラルが受け取ったお金の一部を差し引くこと法律上できないはずです。(職業安定法および労働基準法)
  出向者賃金を支払っていたのなら、私たちはフルキャストセントラルに対し、法律に違反していわゆるピンハネしたことになる賃金の即時支払いを請求しますので、フルキャストセントラルに支払うよう指導して下さい。

3.出向契約が法律に違反した偽装ならば、偽装期間中、フルキャストセントラルの派遣社員は法律上どのような立場ではたらき、日野自動車はどのような契約に基づいて私たちを受け入れていたことになるのか説明して下さい。
  私たちは出向契約が偽装である以上、今年8月以前から派遣契約に基づいて派遣され、派遣労働者としてはたらいたことになり、派遣期間がすでに実質的に1年を超えた組合員もいることになると考えていますので、貴社の正社員として直接雇用されたいと希望して申し出た組合員に対し、ただちに労働者派遣法第40条の4に基づく雇用契約の申し込みを行って下さい。

4.派遣社員はすでに1,000人を超えており、貴社の製造現場の基幹的労働力になっているといっても過言ではないと思います。その基幹的労働力の派遣社員が細切れ雇用による雇用不安に絶えず脅かされている現状は、高品質のトラックを安定供給するうえでもプラスにはならないのは明らかです。
  派遣社員の雇用安定と技能レベルの向上のために、希望する派遣社員を直接雇用する制度を創設して下さい。
なお、現在すでに「期間工には採用基準がある」旨、第1回団体交渉で説明されましたが、その具体的内容を明らかにして下さい。

5.フルキャストセントラルの求人広告には、虚偽情報に相当する疑いが濃厚な内容が多数含まれています。そして、それが貴社本社工場及び羽村工場の増産に合わせた緊急増員のために行われているものと考えられます。
  具体的には、「寮費、備品代、光熱費無料」、「手取りが増えます」と大々的に謳った「生活支援プラン」や、「時給/1,200円 21日勤務、残業30時間以上、休出1日、皆勤手当含む」で「月収32万円以上可」と明記した求人広告で、これが全国いっせいに宣伝されています。(資料2)
  しかし、別途添付資料1に詳しく述べたとおり、これらはいずれも虚偽広告の疑いがあり、当方は事実関係の説明を求めています。
  フルキャストセントラルは、貴社のグループ会社でもあることをふまえて、これら問題点に関しては貴社も速やかに調査の上、当方の疑問に答え、同社に必要な改善指導を行うなど実効性ある対策を講じて下さい。「

6.日研総業、フルキャストセントラルをはじめ、派遣会社各社の派遣社員の雇用、賃金、労働条件の改善について、貴社が実行可能な措置を講じて下さい。
  団交申入書でも述べたとおり、貴社の製造ラインで同じ労働に携わっている期間工と派遣労働者の年収格差が100万円にも及んでいるのは、貴社が節約した労務費コストが派遣労働者にツケ回される構造から生まれています。(資料3)
  期間工との均等待遇保障の観点に立って、貴社が主導して派遣会社各社と協議し、当面まず次の実現可能な対策から実行して下さい。
(1)寮費、備品代、光熱費を原則として無料とすべく、段階的な減免措置を実行して下さい。
(2)寮生活にプライバシー保護の観点に立って寮の設備改善を実施して下さい。
(3)作業服、作業用具を無償貸与して下さい。
(4)派遣社員にも慰労金を支給して下さい。
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2006年12月14日 フルキャストセントラルユニオン トラックバック:0 コメント:0












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