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4/17派遣法改正 国会内集会報告

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 「4.17 さあ つくろう 派遣法改正案 各党の改正案を聴く院内集会」は大盛況のうちに閉会することができました。派遣法改正院内集会は4回目になりますが、今回も160名もの参加者があり、とても熱い集会になりました。また、前回に引き続き、公明党が参加。派遣法についてそれぞれ意見を交換しました。
 
 国民新党、共産党、社民党の考え方は、派遣法を99年以前に戻す、登録型派遣の禁止、対象業務の限定し専門的業務、一時的・臨時的業務に限る、マージンを規制する、派遣先の直接雇用は原則「期間の定めのない雇用」にする、などの基本的な点で一致したものです。

民主党は登録型派遣の禁止は行わず、2ヶ月以下の契約の禁止で規制強化を図るという案を示しました。しかし日雇い派遣の禁止、マージン率規制などでは他野党と一致していました。

 公明党は、日雇い派遣の規制をすべきという考え方が示し、自公明両与党によるプロジェクトチームが結成され、これから六月をめどに与党としての検討を進めていくことを明らかにしました。

 各党の説明の後、「格差是正と派遣法改正を実現する連絡会」の代表から意見と質問が出されました。

 中野麻美弁護士は、派遣法改正の運動・世論に対するバックラッシュのなかで起きている、机上の空論に踊らされてはならないと注意を喚起した上で、現在の状況は99年の派遣法改正が労働者を商取引の対象としてむき出しの競争にさらすことで生み出された、そもそも恒常的業務をやらせることはできない、登録型派遣の禁止、日雇い派遣の禁止という原則を曲げてはいけない、もともとは派遣無しでも業務は回っていた、最終的には派遣を廃止しなくてはならないだろう、と熱く語りました。

 ガテン系連帯の池田一慶は、直接雇用問題について述べました。派遣先が派遣社員の直接雇用をする場合、期間工(有期契約社員)として雇われることがほとんどで、クーリング期間、後には再び派遣社員として雇いなおされることもあることを日野自動車・日立製作所マイクロデバイス事業所・いすゞ自動車などの実例から説明(図1)。さらには期間工として雇い続ける場合でも最大「2年11ヶ月」を超えて雇用されることはほとんどない実情も訴えました(図2)。そしてこの日に出された各党案が、現在行われているこうした脱法的手法を回避し、派遣先による直接雇用を実効性のあるものにできるのか、と質問しました。
図1
図2

 派遣ユニオンの関根秀一郎書記長は日雇の禁止について、各党は一致しているが実際にそれを同実行するのかが問題だと指摘し、2ヶ月や3ヶ月の反復では不安定さや労災多発を防ぐことはできない、問題は期間であると共に業種を専門業種に限る事だと説明しました。その上で直近でまず必要なこと・できることは99年の派遣法改正で解禁された「自由化業務」を規制すること、直接雇用みなし規定を設けることだ、と主張しました。

 これに対して、小池議員は、99年段階にもどすことで自由化業務を規制し日雇を禁止すること、直接雇用は期間の定めのない雇用にすることの需要性を再度強調しました。

 また近藤議員は、日雇の規制については登録型派遣の禁止を徹底するべき、池田報告のような自体を防ぐためにも業務を規制し恒常的業務を担わせないようにする必要があるだろうと発言しました(他党の議員はスケジュールの関係で途中退席)。

 特別報告では、武庫川ユニオンの上山史代委員長が、市が強行した派遣会社の競争入札は現代版奴隷市場だと述べ、現在専門26業種にも期間制限が必要だと訴えました。尼崎市役所で働いていた仲間は、7年間も働いてきたのに競争入札で有給もすべて奪われ、自分は闘うしかなかった、なんとか頑張っていきたいと力強く発言しました。現場からの声に会場からは激励の拍手が沸きました。

 また、KDDIエボルバユニオンは、07年11月に私たちが開催した二回目の派遣法改正院内集会での発言を理由に懲戒処分のための事情聴取があり、現在、労働委員会に救済申し立てを行ったことを報告しました。

 毎回ながら、今回も熱意に溢れた集会でした。派遣法改正に向けた具体的作業が山場を迎えつつあります。現場と国会がつながりながらの作業がこれからも続いていきます
 今後とも頑張っていきます。
 さらなるみなさんのご支援をよろしくお願いします。

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 各党の派遣法改正案の説明を行ったのは、以下の議員の方々です。
  亀井 亜紀子さん(国民新党、参議院議員)
  小 池 晃 さん(日本共産党、参議院議員)
  近藤 正道 さん(社会民主党、参議院議員)
  谷合 正明 さん(公明党、参議院議員)
  山田 正彦 さん(民主党、衆議院議員)(アイウエオ順に発言)

 このほかに次の議員の方々が参加・発言くださいました。
  山下 よしき さん(日本共産党、参議院議員)
  福島 みずほ さん(社民党、参議院議員)
  相原 久美子 さん(民主党、参議院議員) (当日発言順)
 
 労働弁護団 幹事長の小島周一さんも参加・発言くださりました。


 みなさん、本当にお忙しい中をご参加くださり、本当にありがとうございました。

※共産党、社民党の派遣法改正の考え方については、以下のリンクで見られます。
・日本共産党
http://www.jcp.or.jp/seisaku/2007/071217_hakenhou_kaiseiyoukyuu.html

・社会民主党
http://www5.sdp.or.jp/policy/policy/labor/labor0804.htm
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2008年04月21日 派遣法改正 トラックバック:0 コメント:0












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