杜の都に散ったフルキャスト
杜の都に散ったフルキャスト
――――「フルキャストスタジアム」の消滅について
9月7日、宮城県教育委員会・広告審査委員会は、楽天イーグルスの今季ホームゲーム最終日10月4日をもってフルキャストスタジアムの命名権契約を解消する方針を決めた。
私たちガテン系連帯とフルキャストセントラルユニオンは、今年4月19日に宮城県を訪れ、県や楽天野球団などに対し「虚偽・誇大広告で騙して派遣労働者を募集しているような企業にネーミングライツを与えれば、それが企業の体質を隠蔽する道具に利用されていることになる」、「派遣社員の人権を軽視、蹂躙し、不当労働行為などの労働法令違反事件で裁判・労働委員会において係争中の企業に対しては、ネーミングライツの応募資格を認めない」よう要請した。同月28日には、フルキャストセントラルの実態を多くの県民の方々にアピールすべく、スタジアム周辺でビラ撒きを行ったのである。
今回の命名権契約解除は、労働組合や行政からの度重なる指摘にも関わらず、フルキャストがその体質を変えなかったためにである。私たちは、宮城県のこの措置を高く評価したい。
かつてロッテの本拠地として、数多くのプロ野球の試合が行われた「県営宮城球場」。ロッテ球団の撤退とともに老朽化が進んできたが、宮城県の野球人の聖地として親しまれてきた。特に、少年野球や高校野球の球児たちにとっては、県営宮城球場でプレーすることは、まさに夢であった。
そんな県営宮城球場に転機が訪れた。プロ野球界の再編に伴って、東北楽天ゴールデンイーグルスが誕生し、宮城を本拠地とすることに決まったのである。県営宮城球場の改修が行われ、杜の都の野球熱は一気にヒートアップしていった。ネーミングライツは、派遣業を営む「フルキャスト」が取得し、フルキャストスタジアム宮城(通称フルスタ宮城)として、宮城県民に親しまれ、仙台駅からフルスタ宮城までの通りは、フルスタ通りとして、フルキャストカラーに埋め尽くされていった。どんなに弱くても、多くの野球ファンが楽天の応援に、フルスタ宮城まで足を運んだ。
しかし、華々しいフルキャストのイメージとは裏腹に、フルキャストは労働者派遣法違反を繰り返し、派遣労働者の人権を踏みにじってきた。労働者の容姿などの情報のデータ化(06年10月)、残業代の計算不備で労働基準監督署から是正指導(06年11月)、建設業への違法派遣で神奈川労働局が是正指導(06年12月)、警備業への違法派遣で本社や仙台市店などに家宅捜索(07年1月)、東京労働局から業務改善命令(07年3月)。そして07年8月、港湾業への違法派遣で東京労働局より、ついに業務停止命令を受けたのだった。
村井嘉浩・宮城県知事は「重大で許しがたい行為。県民は快く思わないのではないか」と述べ、これを機に、ネーミングライツ解除の機運は一気に高まり、やがて、杜の都・仙台から「フルキャストスタジアム宮城」は、跡形もなく消えることになった。表向きは、フルキャストが宮城県に対して解除を申し出たことになっているが、そうせざるを得なかったのが現実であろう。
行政や労働者から不正を指摘されても無視するかのように違法行為を繰り返したフルキャスト。一部上場企業であることに驕っていたのかもしれない。
誇大広告で多くの労働者を騙し、不正を続けて急成長してきたフルキャストは、杜の都で散ったのである。
しかし問題はフルキャストだけではないことを私たちは忘れてはならない。99年の労働者派遣法改悪が派遣事業を原則解禁して以来、派遣が急速に広がり、多くの派遣会社がフルキャストと同様に、労働者の尊厳や生活を踏みにじりながら自らを拡大しており、また派遣先大企業はそのことによって未曾有の利潤を上げている。
今後フルキャストと同様の事案について、私たちガテン系連帯は引き続き厳しく追及していく決意を表明しておきたい。
――――「フルキャストスタジアム」の消滅について
9月7日、宮城県教育委員会・広告審査委員会は、楽天イーグルスの今季ホームゲーム最終日10月4日をもってフルキャストスタジアムの命名権契約を解消する方針を決めた。
私たちガテン系連帯とフルキャストセントラルユニオンは、今年4月19日に宮城県を訪れ、県や楽天野球団などに対し「虚偽・誇大広告で騙して派遣労働者を募集しているような企業にネーミングライツを与えれば、それが企業の体質を隠蔽する道具に利用されていることになる」、「派遣社員の人権を軽視、蹂躙し、不当労働行為などの労働法令違反事件で裁判・労働委員会において係争中の企業に対しては、ネーミングライツの応募資格を認めない」よう要請した。同月28日には、フルキャストセントラルの実態を多くの県民の方々にアピールすべく、スタジアム周辺でビラ撒きを行ったのである。
今回の命名権契約解除は、労働組合や行政からの度重なる指摘にも関わらず、フルキャストがその体質を変えなかったためにである。私たちは、宮城県のこの措置を高く評価したい。
かつてロッテの本拠地として、数多くのプロ野球の試合が行われた「県営宮城球場」。ロッテ球団の撤退とともに老朽化が進んできたが、宮城県の野球人の聖地として親しまれてきた。特に、少年野球や高校野球の球児たちにとっては、県営宮城球場でプレーすることは、まさに夢であった。
そんな県営宮城球場に転機が訪れた。プロ野球界の再編に伴って、東北楽天ゴールデンイーグルスが誕生し、宮城を本拠地とすることに決まったのである。県営宮城球場の改修が行われ、杜の都の野球熱は一気にヒートアップしていった。ネーミングライツは、派遣業を営む「フルキャスト」が取得し、フルキャストスタジアム宮城(通称フルスタ宮城)として、宮城県民に親しまれ、仙台駅からフルスタ宮城までの通りは、フルスタ通りとして、フルキャストカラーに埋め尽くされていった。どんなに弱くても、多くの野球ファンが楽天の応援に、フルスタ宮城まで足を運んだ。
しかし、華々しいフルキャストのイメージとは裏腹に、フルキャストは労働者派遣法違反を繰り返し、派遣労働者の人権を踏みにじってきた。労働者の容姿などの情報のデータ化(06年10月)、残業代の計算不備で労働基準監督署から是正指導(06年11月)、建設業への違法派遣で神奈川労働局が是正指導(06年12月)、警備業への違法派遣で本社や仙台市店などに家宅捜索(07年1月)、東京労働局から業務改善命令(07年3月)。そして07年8月、港湾業への違法派遣で東京労働局より、ついに業務停止命令を受けたのだった。
村井嘉浩・宮城県知事は「重大で許しがたい行為。県民は快く思わないのではないか」と述べ、これを機に、ネーミングライツ解除の機運は一気に高まり、やがて、杜の都・仙台から「フルキャストスタジアム宮城」は、跡形もなく消えることになった。表向きは、フルキャストが宮城県に対して解除を申し出たことになっているが、そうせざるを得なかったのが現実であろう。
行政や労働者から不正を指摘されても無視するかのように違法行為を繰り返したフルキャスト。一部上場企業であることに驕っていたのかもしれない。
誇大広告で多くの労働者を騙し、不正を続けて急成長してきたフルキャストは、杜の都で散ったのである。
しかし問題はフルキャストだけではないことを私たちは忘れてはならない。99年の労働者派遣法改悪が派遣事業を原則解禁して以来、派遣が急速に広がり、多くの派遣会社がフルキャストと同様に、労働者の尊厳や生活を踏みにじりながら自らを拡大しており、また派遣先大企業はそのことによって未曾有の利潤を上げている。
今後フルキャストと同様の事案について、私たちガテン系連帯は引き続き厳しく追及していく決意を表明しておきたい。
新しい球団ができたことは、いい。しかしあの球場名に決まってしまったことは私のなかでの動脈瘤のようなものであったのだがこれで、心おきなくゴールデンイーグルスを応援できる!
2007年12月21日 生田原 URL 編集
私は人材派遣フルキャストセントラル株式会社を断固として応援します!意外にいい所あるさ♪そう言ってくれる派遣会社なんてそうそう無いでょ。他にもあるが今回はフルキャストセントラルさんでヾ(・ω・。)2008年11月16日 匿名 URL 編集
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2007年10月05日 労働者派遣法
情報の最前線より気になる情報をご紹介します!株式会社フルキャストHR総研について知ってますか?ホームページで気になる仕事を発見したのですが、 派遣会社が株式会社フルキャストHR総研というところでした。 この派2007年11月08日 情報の最前線
【 フルキャスト 】について最新のブログの口コミをまとめると
フルキャストに関する最新ブログ、ユーチューブ、ネットショッピングからマッシュアップした口コミ情報を提供しています。2007年12月13日 プレサーチ

